【決定版】人材紹介会社向けの各種データベースをまとめて解説|メリット・デメリットとおすすめ製品をご紹介

求職者支援 求人開拓 新規立ち上げ 起業準備
【コラム記事】人材紹介業データベース_アイキャッチ

人材紹介事業は事業の特性上、膨大なデータを管理しなければなりません。例えば、求職者の個人情報から企業の採用情報など、事業運営に関わるプロセスすべてにおいて大量のデータを扱うことになります。実際に求人情報や求職者情報などのデータ処理や管理に工数がかかり、本来注力すべき事業に集中できない事例もよく見受けられます。

そのような課題を解決できるのが、人材紹介事業向けのデータベースサービスです。人材紹介データベースとは、求職者情報、求人情報、企業情報、面談記録、進捗状況などを一元的に管理し、業務効率を向上させるための便利なツールのことです。

本記事では、人材紹介向けのデータベースの大まかな種類や各データベースがもっている機能といった基本的な情報から、導入のメリット・デメリットや具体的な活用方法まで詳細に解説しています。また、記事の中では、おすすめ製品や選び方もご紹介していますので、人材紹介業でデータ管理に課題感のある担当者様はぜひご一読ください!

【この記事でわかること】
  • 求人データベースと求職者データベースとの違い
  • それぞれのデータベースが持つ機能とおすすめ製品
  • 自社に最適なデータベースの選び方・選択基準
無料お役立ち資料
人材紹介を成功に導く”求人データベース”の活用法

「求人の確保」や「面談ノウハウ」に課題を感じている方へ。事業成長のヒントを資料でチェック!

資料を無料でダウンロード

人材紹介業向けデータベースは「求人データベース」と「求職者データベース」の2種類

本文タイトル下_データベース
人材紹介業におけるデータベースは、その役割によって「求人データベース」と「求職者データベース」の2種類に分けられます。それぞれがどのような機能を持つのか、詳しくご紹介します。

求人データベースとは

求人データベースとは、様々な企業からの求人情報を集約しているシステムのことで、人材紹介会社が求職者に紹介できるよう体系的に求人が管理されています。求人データベースを導入することで、求人開拓の工数を割くことなく多数の求人を求職者に紹介できることが最大の特徴です。また、一部のサービスでは、自社で開拓・保有する求人も一元管理できるものもあります。

求人データベースの基本機能

ここでは、どの求人データベースにも備わっているような代表的な機能について紹介します。求人データベースの主要な機能として以下のようなものがあります。

☑ POINT
  • 求人検索・絞り込み機能 「キーワード」、「職種」、「業界」、「勤務地」、「年収」、「雇用形態」など、多様な条件で求人を検索し、効率的に候補を見つけ出すことができます。
  • 進捗管理機能 求職者の「応募状況」、「選考フェーズ」、「合否」などの進捗を求人ごとに管理できます。
  • 求職者管理機能 求人データベース上の求人に応募した求職者を中心に、自社で支援している求職者の基本情報を登録し、一元管理ができます。
  • 求人管理機能 「企業名」、「職種」、「勤務地」、「給与」、「仕事内容」、「応募条件」など、詳細な求人情報を登録・編集・管理できます。

その他、一部の求人データベースでは、独自の機能としてこれらのような機能をもつ製品もあります。

カスタマーサクセス機能

求人データベースを契約している人材紹介会社に対して、有料もしくは無償(サービス利用料のみ)で求人データベース活用のコンサルティングをしてくれるサービスです。中には、人材紹介事業全体のコンサルティングや事業状態に応じたノウハウ提供を実施してくれるものもあります。

 

求人シェアリング機能

人材紹介会社が自社で保有している求人をデータベース上に共有し、他の人材紹介会社も利用できるように求人情報を連携できる機能です。自社で適した求職者を集客できなかった場合でも他の人材紹介会社から求職者を紹介してもらえるので、機会損失を防ぐことにつながります。

 

求人レコメンド機能

 求人データベース上に登録されている求職者のスキルや経験などの情報に基づいて、マッチする求人をAIが自動で提案する機能です。過去の選考データに基づいて求人を紐づけていくため、求職者と求人のマッチング精度向上が期待されます。

求人データベースのメリット・デメリット

求人データベースの代表的な機能についてご理解いただいたうえで、求人データベースを導入することで得られるメリットと、考慮すべきデメリットを解説します。

求人データベース利用の5つのメリット

メリット①:求人開拓の効率化・コスト削減

自社でゼロから求人を開拓する手間やコストを大幅に削減できます。特に、事業立ち上げ時や、求人開拓のリソースが限られている場合に有効です。実際に営業担当を1名新たに雇用するよりも、三分の一程度に費用を抑えることが出来るため、かなり費用対効果がよいといえます。

メリット②:多様な求人へのアクセス

幅広い業界・職種の求人情報にアクセスできるため、求職者の多様なニーズに対応しやすくなります。立ち上げたばかりの人材紹介会社では通常、開拓が難しいとされる上場企業の求人や人気企業の求人も求職者に紹介可能になるため、求職者の惹きつけにも活用ができます。

メリット③:マッチング精度の向上

豊富な求人情報から、求職者のスキルや希望に合致する求人を効率的に見つけ出すことができます。また、一部の求人データベースでは求職者の情報をもとにサポート部隊が最適な求人を探す支援をしてくれるところもあり、求人探索にかかる時間を大幅に削減してくれます。

メリット④:社内・チーム内の情報連携強化

社内で保有している求人の情報や支援中の求職者情報の管理方法が統一され、社内やチーム内での情報共有がスムーズになります。

メリット⑤:成約率の向上

求人データベースに掲載されている多くの選択肢の中から最適な求人を見つけることで、求職者の満足度を高めます。それによって、他の人材紹介会社との差別化が図りやすくなり、成約まで繋がりやすくなります。

求人データベース導入によるデメリット4選

デメリット①:データベースの利用料がかかる

どの求人データベースと契約をしても、基本的には月額費用や成果報酬など、サービスごとに利用料が発生します。もちろんサービスによって費用は異なりますが、年間で100万円以上の費用は準備しておいた方がよいとされています。また、無料で利用できる求人データベースも存在しますが、その分サポート範囲が限られていたり、求人の質・量に課題がある場合もあるので注意が必要です。

デメリット②:他の人材紹介会社とのバッティング

同じ求人データベースを利用する他の人材紹介会社と求職者の推薦が重複する可能性があります。そのため、競争率が高く、なかなか成約まで至らないというリスクが考えられます。

デメリット③:求人情報の鮮度のバラツキ

サービスによっては求人元企業や求人を保有・掲載している人材紹介会社が手動で求人情報の更新を行っている場合があります。そのため、求人データベース内の求人情報が常に最新であるとは限らず、すでに募集が終了しているケースもあります。

デメリット④:求人情報の不足

求人データベースに掲載されている情報のみでは、企業の詳細な文化や雰囲気まで把握しきれない場合があります。また、内定まで進んだ場合でも、求人企業に対して直接年収交渉を行なうことは基本的にはできないため、自社で開拓した求人と比較すると柔軟さには欠けるといえます。

求人データベースの活用方法

求人データベースは求人開拓の面で人材紹介事業の立ち上げを支援するツールですが、うまく活用できなければ成果向上につなげることはできません。そこで、ここでは求人データベースを最大限に活用するための具体的な方法をご紹介します。

新規事業立ち上げ時の基盤構築

新規事業として人材紹介業をはじめたタイミングは求職者に紹介できる求人の確保が急務となります。そこで、求人データベースを導入することによりゼロから求人開拓を行う労力を省き、早期に事業を軌道に乗せるための強力な基盤として活用します。

求人不足の解消

人材紹介事業を運営するのにあたり、求人の不足は事業運営上の大きな課題となります。例えば、自社で開拓した求人だけでは求職者のニーズに応えきれない場合に、求人データベースから多様な求人を補充し、マッチング機会を増やします。

特定分野の専門性強化

特定の業界や職種に特化したデータベースを利用することで、その分野における専門性を深め、質の高いマッチングを実現します。一方で、求職者の集客属性が特定の分野に絞られていたとしても、求職者の希望が異業種への転職の場合もかなり多いため、ある<分野に特化した求人だけでなく、未経験採用を積極的に行なう求人を保有できていることも人材紹介事業を運営するうえでアドバンテージとなる可能性もあります。

求人担当営業の効率化

立ち上げたばかりの人材紹介事業者の多くが、人的リソース不足を理由として求人担当営業(RA=リクルーティングアドバイザー)と求職者担当営業(CA=キャリアアドバイザー)を兼任させます。そういった状況の中で求人データベースの導入は、営業担当者が求人開拓に費やす時間を削減し、求職者との面談・提案業務や面接対策など、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。

市場トレンドの把握

求人データベース上に掲載している求人は基本的には最新且つ現在募集している求人になっています。そのため。求人データベース内の求人情報を分析することで現在の市場のニーズやトレンドを把握し、事業戦略に活かすことができます。

最適な求人データベース選びのお手伝いをします
「結局どの求人データベースを選べばいいかわからない」「自社に本当にあったデータベースを知りたい」といった悩みを持つ人材紹介事業の担当者様、まずは営業担当に相談してみませんか。
求人データベース専任担当者の話を聞く ※30秒で簡単にお問い合わせいただけます

求人データベースの具体的な製品例

ここでは、創業期~拡大期の多くの人材紹介会社に導入されている代表的な求人データベースサービスを6つご紹介します。

Bee(ビー)

■製品特徴
Bee(ビー)は株式会社ネオキャリアが運営する、未経験者や若手向けの求人が豊富なデータベースです。ネオキャリアが自社開拓した優良・独占求人が豊富で、未経験者向けの求人でも比較的単価が高いのも特徴です。また、契約した会社には1社ごと専属のカスタマーサクセスがつくため、充実したサポートが魅力の求人データベースです。

■料金体系
初期費用0円/複数プランあり(※要問い合わせ

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・人材紹介事業を立ち上げばかりの人材紹介会社
 ・手厚いサポートを求める企業
 ・若手の転職支援に強みをもつ人材紹介会社

circusAgent(サーカスエージェント)

circusAGENT_サイト画像

■製品特徴
circus AGENTは、circus株式会社が運営する求人データベースです。毎月1,500件以上の求人が登録され、月間1万件近い紹介データに基づき高精度なマッチングを実現します。また、地方求人含め多様な業界・職種の求人を取り扱っており、幅広いニーズに対応できます。求人・求職者管理機能に加え、他エージェントとの協業を促進するアライアンス機能も提供しています。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・地方求職者の支援が多い人材紹介会社
 ・幅広い求人ニーズに対応したい人材紹介会社
 ・データに基づいた提案を行いたい企業

Zキャリアプラットフォーム(ゼットキャリアプラットフォーム)

Zキャリアエージェント_サイト画像

■製品特徴
Zキャリアプラットフォームは、2024年7月1日に「agent bank」から名称変更された求人データベースで、オプションサービスとして求職者集客支援やCA育成プログラムも実施しています。採用理由や落選理由の詳細を求人情報に反映し、提案や選考対策もサポートすることで高い決定率を誇ります。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・求人開拓と求職者集客の両方に課題をもつ人材紹介会社

 ・UI/UXを重視してデータベースを選びたい人材紹介会社

CrowdAgent(クラウドエージェント)

クラウドエージェント_サイト画像

■製品特徴
CrowdAgentは未経験向け求人から経験者向けの求人まで幅広いラインナップを取り揃えた求人データベースです。特に、SaaS系やHR系の求人を得意領域としており、求人の鮮度の高さと求人の重複がないことが特徴です。書類選考のスピード感にも自信をもっています。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・特定業界の求人を多く保有したい人材紹介会社

 ・求人鮮度の高さでデータベースを選びたい人材紹介会社

JoBins(ジョビンズ)

ジョビンズロゴ

■製品特徴
株式会社Jobinsが運営する月額利用料が無料のデータベースです。ランニングコストがかからないのため、立ち上げたばかりであまり費用をかけられない人材紹介事業者も導入しやすい求人データベースです。ジョビンズが開拓した自社求人だけでなく、全国のエージェントから共有されたシェアリング求人によって幅広いエリアをカバーしています。

■料金体系
初期費用0円/月額利用料0円(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・コストを抑えて求人データベースを導入したい人材紹介会社

 ・求人シェアリングで効率的に成果を最大化したい企業

HITO-Linkエージェント(ヒトリンクエージェント)

HITO-Linkエージェント│パーソルグループの求人データベース-

■製品特徴
パーソルグループが提供する人材紹介会社向け求人データベースで、パーソルグループが持つ豊富な求人情報にアクセスできます。幅広い業界・職種の求職者に対応できる求人データベースです。市町村など細かいエリアごとに求人を検索できることも特徴のひとつです。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・経験者向けの求人を多く保有したい人材紹介会社

 ・採用システムと連携させて業務効率かを図りたい企業

最適な求人データベース選びのお手伝いをします
「結局どの求人データベースを選べばいいかわからない」「自社に本当にあったデータベースを知りたい」といった悩みを持つ人材紹介事業の担当者様、まずは営業担当に相談してみませんか。
求人データベース専任担当者の話を聞く ※30秒で簡単にお問い合わせいただけます

2種類の「求職者データベース」とは

本文タイトル下_求職者データベース
人材紹介業における求職者データベースという言葉には、「求職者情報が蓄積されている外部データベース」と「自社で集客した求職者情報を管理するシステム」という2つの異なる概念があります。ここでは、それぞれのデータベースの特徴、機能、メリット・デメリットと具体的な活用方法について紹介します。

求職者情報が蓄積されているシステム(外部データベース)

第三者の企業が運営し、多数の求職者情報を集約して人材紹介会社向けに提供しているサービスを指します。人材紹介会社は、これらのデータベースにアクセスし、自社の求める人材を探し出し、スカウトを行うことが主な活用方法です。

外部データベースの基本機能

外部データベースにも求人データベースと同様に以下の4つの機能が標準装備されています。

☑ POINT
  • 求職者検索・絞り込み機能 「業界」、「職種」、「スキル」、「経験年数」、「最終学歴」、「希望年収」、「居住地」など、多様な条件で求職者を検索し、最適な人材を見つけ出します。
  • レジュメ・プロフィール閲覧機能 登録された求職者の詳細な職務経歴書やスキル、自己PRなどを閲覧できます。
  • スカウトメール機能 自社で保有する求人にマッチした求職者など、興味を持った求職者に対し、個別にメッセージや求人情報を送信できます。
  • 進捗管理機能 データベースによりますが、スカウト送信状況や返信状況・開封率などを管理できる場合があり、返信率や開封率の高いスカウト文の分析等に活用できます。

外部データベースの活用方法

外部データベースの主な活用方法は以下のとおりです。

ターゲット人材の効率的な発掘

自社で保有する求人の採用要件に合致する人材を、膨大なデータベースから効率的に探し出します。特に、自社ではリーチしにくい層へのアプローチに有効です。

転職潜在層へのアプローチ
転職意欲がまだ顕在化していないものの、スキルや経験がマッチする潜在的な候補者に対し、スカウトを通じてアプローチし、転職のきっかけを提供します。

 

市場ニーズの把握

 どのようなスキルや経験を持つ求職者が多いのか、どのような求人に関心があるのかなど、データベース内の情報を分析することで、現在の労働市場のトレンドやニーズを把握できます。

自社の求職者を管理するシステム(自社内データベース)

一方で、こちらは人材紹介会社が自社で獲得した求職者の情報を一元的に管理するためのシステムを指します。多くの場合、ATS(採用管理システム)CRM(顧客関係管理システム)の求職者管理機能の一部として提供されます。このシステムは、自社の選考プロセスにおける求職者の進捗管理、面談記録、希望条件、スキルなどを詳細に記録し、適切な求人とのマッチングや、きめ細やかなサポートを目的としています。

自社内データベース(ATSの一部)の基本機能

自社内データベースは主に以下のような機能を保有しています。

☑ POINT
  • 求職者情報の登録・管理 「氏名」、「連絡先」、「職務経歴」、「スキル」、「希望条件(職種、勤務地、年収など)」、「面談記録」、「評価」などを詳細に登録・管理します。
  • 求職者検索・絞り込み 登録された情報を基に、「スキル」、「経験」、「希望職種」など、様々な条件で求職者を検索し、最適な人材を迅速に見つけ出します。
  • 進捗管理 求職者の「応募状況」、「選考フェーズ」、「合否」、「内定状況」などをリアルタイムで管理し、担当者間の情報共有を円滑にします。
  • レジュメ管理 求職者から提供されたレジュメや職務経歴書をシステム内で一元的に管理・閲覧できます。
  • メール・連絡履歴管理 求職者とのやり取りの履歴(メール、電話など)を記録し、担当者間での情報共有を円滑にします。
  • マッチング機能 登録された求職者情報と求人情報を自動的に照合し、マッチング度の高い候補を提示します。

自社内データベース(ATSの一部)の活用方法

自社内データベースには以下のような活用方法があります。

効率的な求職者対応

求職者の希望条件や職務経歴を瞬時に把握し、初回面談からスピーディーかつ的確な求人提案を行います。これにより、求職者の満足度向上にもつながります。

長期的な関係の構築
過去に支援した求職者の情報を定期的に確認し、市場の変化やキャリアプランの変化に合わせて再提案を行うなど、中長期的なキャリアパートナーとしての関係構築に役立てます。

 

担当者間のスムーズな連携

複数の担当者が一人の求職者をサポートする場合でも、データベースを通じて情報共有を行うことで一貫性のあるサポートを提供し、引き継ぎ時のロスタイムをなくします。
 

潜在的な課題の分析

データベース内のデータを分析することで、「特定の職種や業界での求職者が不足している、選考辞退が多い」などの課題を特定し、具体的な解決策を検討できます。
 

マーケティング活動への応用

登録された求職者の属性や興味・関心を分析し、ターゲットに合わせたスカウトメールの配信やセミナー開催などのマーケティング活動に役立てることも可能です。

求職者データベース導入のメリット・デメリット

外部データベース、自社内データベース(ATS)のいずれを導入するにしても、共通のメリットとデメリットが存在します。

求職者データベース導入の5つのメリット

メリット①:求職者情報の集約と管理ができる

散在しがちな求職者情報を一箇所に集約することで、必要な情報に素早くアクセスでき、業務効率が大幅に向上します。

メリット②:最適なマッチングが実現できる

求職者の詳細な情報に基づいて、より適切な求人を提案できるようになり、マッチング精度が向上します。これにより、内定率や定着率の向上にも繋がります。

メリット③:履歴の可視化で情報共有がスムーズになる

面談記録や連絡履歴が共有されることで、担当者間での引き継ぎがスムーズになり、チーム全体の対応品質が向上します。

メリット④:リピート利用・リファラルの促進につながる

過去の求職者情報を効果的に管理することで、再度の転職支援や、知人の紹介といったリファラルを促進しやすくなります。

メリット⑤:コンプライアンスの強化につながる

個人情報の適切な管理が可能になり、セキュリティ面でのリスクを軽減します。

求職者データベース導入の5つのデメリット

デメリット①:データの入力に手間がかかる

初期導入時や日常的に求職者情報を正確に入力する手間が発生します。入力が滞ると、データベースの価値が低下します。

デメリット②:システムに慣れるまでに時間がかかる

どのシステムを導入するとしても、新しいシステムに慣れるまでに一定の時間を要する場合があります。そのため、システムに慣れるまでは一時的に業務効率が下がってしまうおそれもあります。

デメリット③:データベースの利用料がかかる

サービスによっては月額費用が発生します。機能や利用人数によって費用が変動するため、予算との兼ね合いが必要です。

デメリット④:自社の事業にマッチしない可能性がある

自社の業務フローに合わない機能があったり、必要な機能が不足している場合があります。導入前にデモなどを活用し、自社にフィットするかを確認することが重要です。

デメリット⑤:情報鮮度の維持に工数がかかる

求職者情報は常に変化するため、定期的な更新が不可欠です。情報の更新が滞ると、データベースとしての価値が低下する可能性があります。

代表的な外部データベース4製品の紹介

ビズリーチ

転職ならビズリーチ|選ばれた人だけのハイクラス転職サイト

■製品特徴
株式会社ビズリーチが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サイトです。ヘッドハンター(人材紹介会社)は、ビズリーチに登録している求職者に対してスカウトメールを送ることができ、質の高い候補者との接点を持ちやすいのが特徴です。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・ハイクラス層、管理職、専門職、などの即戦力人材を紹介したい人材紹介会社

 ・スカウト型で主体的に候補者にアプローチしたい人材紹介会社

dodaダイレクト

Dodaダイレクト

■製品特徴
パーソルキャリア株式会社が運営する、企業が直接候補者にアプローチできるダイレクトリクルーティングサービスで、dodaの膨大な求職者データベース(約800万人以上)を活用できる点が大きな強みです。幅広い年齢層や職種の求職者が登録しており、多様な求人ニーズに対応可能です。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・幅広い層の求職者や、多様な職種の求人に対応したい人材紹介会社

 ・大規模な求人サイトの登録者も候補として検討したい人材紹介会社

AMBI(アンビ)

■製品特徴
エン・ジャパン株式会社が運営する、若手ハイキャリア向けのスカウト転職サービスで幹部候補や次世代リーダー・マネージャーとなりうる人材、専門性の高い若手人材が登録されているのが特徴です。年収500万円以上のハイスペックな20代~30代前半の若手層に特化しており、将来性のある優秀な人材と企業をマッチングさせたい人材紹介会社に向いています。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・若手ハイクラス層、次世代リーダー・マネージャー候補を紹介したい人材紹介会社

 ・ポテンシャルの高い20~30代の求職者と企業をマッチングさせたい人材紹介会社

リクルートダイレクトスカウト

■製品特徴
「リクナビNEXT」を運営するリクルートが人材紹介会社向けに提供しているサービスのことで、人材紹介会社はサイトに登録している多数の求職者情報にアクセスし、匿名レジュメから自社にあった求職者を探し、直接アプローチすることができます。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・成果報酬型のサービスから開始したい人材紹介会社

 ・AIレコメンド機能などで効率的にマッチング精度を高めたい人材紹介会社

代表的な自社内データベース4製品

PORTERS Agent(ポーターズエージェント)

PORTERSAgent_画像

■製品特徴
株式会社ポーターズが提供する、人材紹介・派遣ビジネスに特化した業務管理システムです。求人企業・求職者情報の一元管理、案件・進捗管理、レジュメ作成、レポーティング、各種分析機能など、人材紹介業務に必要なあらゆる機能を網羅しています。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・人材紹介・派遣業務の複雑なプロセスを効率化し、一元管理したい人材紹介会社

 ・事業規模の拡大を目指しており、システム基盤を強化したい人材紹介会社

MatchinGood(マッチングッド)

マッチングッド_画像

■製品特徴
株式会社マッチングッドが提供する、人材紹介・人材派遣に特化したクラウド型業務管理システムです。シンプルで直感的な操作性が特徴で、求職者・求人企業管理、マッチング、選考管理、売上管理、各種帳票作成など、人材紹介・派遣業務全般をサポートします。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・シンプルで分かりやすい操作性の業務管理システムを求める人材紹介・派遣会社

 ・売上管理や請求業務も含めてシステムで管理したい人材紹介・派遣会社

HRMOS採用(ハーモス採用)

HAMOS採用_画像

■製品特徴
株式会社ビズリーチが提供する採用管理システム(ATS)です。人材紹介会社向けのサービスというよりは、採用を行う企業向けのサービスであり、人材紹介会社は、HRMOS採用を導入している企業に対して候補者を推薦する際、企業側のHRMOS採用を通じて応募状況を共有される形が一般的です。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・主要な取引先企業がHRMOS採用を導入しており、システム連携で応募や進捗管理を

  効率化したい人材紹介会社

LaS (ラス)

■製品特徴
求職者・求人企業を一元管理できる人材紹介事業向けの総合データベース。特に、求職者エントリーフォームの活用により、求職者集客を効率化できる点が強み。求人企業の開拓状況も分かりやすく管理でき、事業全体の可視化に貢献します。

■料金体系
要問い合わせ(※最新情報は公式サイトでチェックしてください。)

💡こんな人材紹介会社におすすおすすめ

 ・求職者集客から求人管理まで一元的に行いたい企業

 ・事業全体の効率化を目指す企業

人材紹介会社向けデータベースの選び方

人材紹介データベースの導入は、事業の効率化と成長に直結する重要な経営判断です。ただし、数あるサービスの中から、なんの基準もなく自社に最適なものを選ぶことは困難です。そこで、ここでは押さえておきたいデータベース選びのポイントをご紹介します。

求人データベース選びのポイント5選

求人データベースを選ぶ際には、以下の5つのポイントを押さえましょう。

掲載求人の内容(量・エリア)

自社がターゲットとする業界、職種、エリアの求人が豊富に掲載されているかを確認しましょう。特定の専門分野に特化したいのであれば、その分野に強みを持つデータベースがおすすめです。量だけでなく、質の高い求人が揃っているかどうかも重要です。

料金体系

月額固定費、成果報酬型、あるいはその組み合わせなど、サービスによって料金体系は様々です。自社のビジネスモデルや予算に合致するかどうかを事前に試算し、費用対効果を十分に検討しましょう。

サービス提供企業によるサポート体制

導入時の初期設定サポートはもちろん、運用中のトラブル対応や、より効果的な活用方法に関するコンサルティングなど、手厚いサポート体制が整っているかを確認しましょう。特に、データベース導入が初めての場合は、専任の担当者が付くサービスが安心です。

付帯サービス

求人情報の自動更新機能、他システムとの連携(API連携)、応募管理機能、進捗管理機能など、基本機能以外にどのような付帯サービスがあるかを確認しましょう。これらの機能が充実していることで、さらなる業務効率化が期待できます。

UI/UX(使いやすさ)

実際にデモ画面を操作してみるなどして、システムが直感的で使いやすいかどうかを確認しましょう。日々の業務で頻繁に利用するツールであるため、ストレスなく操作できることは非常に重要です。
最適な求人データベース選びのお手伝いをします
「結局どの求人データベースを選べばいいかわからない」「自社に本当にあったデータベースを知りたい」といった悩みを持つ人材紹介事業の担当者様、まずは営業担当に相談してみませんか。
求人データベース専任担当者の話を聞く ※30秒で簡単にお問い合わせいただけます

どちらの求職者データベースを選ぶべき?選定基準とは…

外部データベースと自社内データベースどちらのタイプの求職者データベースも、それぞれ異なる目的と役割を持っています。自社のビジネスモデルや求人属性 採用戦略に応じて、最適なデータベース選びをすることが重要です。

外部データベースの導入に向いているケース

外部データベースは主に新たな人材の「探索」と「獲得」を目的としています。以下のケースに当てはまる場合は、導入に向いているといえるでしょう。
💡 CHECK POINT:向いているケース
  • ケース①:特定のスキルを持つ人材の不足 自社ネットワークだけでは見つけにくい希少なスキルを持つ人材を探す場合
  • ケース②:採用チャネルの拡大 より多くの求職者にリーチし、母集団を拡大したい場合
  • ケース③:急募案件への対応 スピーディーに大量の候補者を見つけたい場合
  • ケース④:新規事業や未開拓領域への挑戦 経験のない分野での人材ニーズに対応する場合

自社内データベースの導入に向いているケース

自社内データベースは、自社で獲得した人材の「管理」と「育成」、そして既存顧客との「長期的な関係構築」を重視します。
💡 CHECK POINT:向いているケース
  • ケース①:既存求職者の再活用 過去に接点があった求職者の中から、新たな求人にマッチする人材を見つけたい場合
  • ケース②:きめ細やかなサポート体制の構築 求職者一人ひとりの志向性や状況を詳細に記録し、パーソナライズされた支援を行いたい場合
  • ケース③:候補者育成の実施 1回の転職活動だけでなく、長期的なキャリア支援を通じて、未来の採用候補者を育成したい場合
  • ケース④:データ分析に基づく戦略立案 過去の紹介実績や求職者のデータを分析し、採用戦略の改善に役立てたい場合

外部データベース選定のポイント

説明画像_外部データベース選びのポイント

求職者集客・母集団形成を主とする外部データベースでは、以下の点に注意してサービス選びを行うことがポイントです。

データベースの質と量

希望するターゲット層(年齢、職種、経験レベルなど)がどれだけ豊富に登録されているかを確認しましょう。

検索機能の充実度

どのデータベースにも共通することですが、自社で獲得したい最適な求職者を探すのは思っている以上に検索時間がかかります。そこで、細かい条件設定で効率的に候補者を絞り込めるかを重視することをおすすめします。

スカウト機能の有効性

求職者目線では1日で数件から多い人で百件近くのスカウトを受け取っています。そこで、実際の求職者へのアプローチ方法や返信率・開封率の傾向を分析し、判断することが重要です。

料金体系

月額固定費、成果報酬型、あるいはその組み合わせなど、サービスによって料金体系は様々です。自社のビジネスモデルや予算に合致するかどうかを事前に試算し、費用対効果を十分に検討しましょう。

サポート体制

はじめて求職者データベースを導入した企業の場合は、データベース利用上のトラブルもつきものです。そこで、運用上のトラブルや活用方法について、ベンダーからのサポートが充実しているかを事前に確認したうえで導入を決めましょう。

自社内データベース選定のポイント

説明画像_自社内データベース選びのポイント

一方で、「データの管理・効率化」を主な目的とする自社内データベースでは外部データベースとは違う視点でサービスの選定を行うことがおすすめです。

使いやすさ(UI/UX)

求職者管理用のツールを導入したとしても、使いこなせなければ意味がありません。そこで、日常的に利用する担当者にとって直感的で操作しやすいかを事前に確認するようにしましょう。

情報の一元管理

自社内データベースは社内で情報共有するために非常に有用なツールです。そこでデータベース選びの際は、求職者の職務経歴、スキル、面談記録、進捗状況などを漏れなく記録・管理できるかを選定のポイントとすることをおすすめします。

検索・絞り込み機能

一度入力した情報は継続的に利用することを目的としています。そこで、必要な情報を素早く引き出せる柔軟な検索機能があるかどうかも重要になります。

外部データベースとの連携機能

一部の自社内データベースでは外部データベースと連携できる機能をもつものもあります。もし、自社ですでに外部データベース等を契約している場合は、外部データベースや他の採用ツール、グループウェアなどとの連携が可能かを確認しておくのがおすすめです。

セキュリティの担保

人材紹介業では求職者の個人情報など機密性の高い情報を大量に扱います。そこで、データベース上でそれらの情報が安全に管理できる体制が整っているかを必ず確認しておきましょう。
多くの場合、人材紹介会社はこれら両方のタイプのシステムを併用することで、採用活動全体の効率と成果を最大化しています。外部データベースで新たな候補者を発掘し、自社内データベースでその後のプロセスを円滑に進める、といった連携が理想的です。

まとめ:人材紹介事業の効率をあげるならデータベース導入の検討がおすすめ

本記事では、求人データベースと求職者データベースそれぞれの基本機能、メリット・デメリット、そして具体的な活用方法について詳しく解説しました。さらに、数あるサービスの中から自社に最適なデータベースを選ぶためのポイントと、具体的な製品例もご紹介しています。

人材紹介事業における業務効率化と事業成長を考える上で、人材紹介データベースの導入はもはや選択肢ではなく、必須のツールとなりつつあります。人材紹介会社はデータベースを導入することで、煩雑な情報管理から解放され、本来注力すべき「求職者との深いコミュニケーション」や「企業への質の高い提案」に時間を割くことができるようになります。これにより、マッチング精度が向上し、成約率アップ、ひいては事業売上の最大化へと繋がるでしょう。

まずは、どのデータベースが自社に最適かを知り、導入後の運用イメージを具体的に持つためには、各サービスのデモを試したり、資料請求を行ったりすることをおすすめします。これから事業を開始する人材紹介会社だけでなく、「事業をもっと伸長させたい」・「成果を最大化させたい」という担当者の方は、求人データベース・求職者データベースを導入し、自社事業を新たなステージに進めてみてはいかがでしょうか?

無料お役立ち資料
人材紹介を成功に導く”求人データベース”とは

「求人の確保」や「面談ノウハウ」に課題を感じている方へ。データベース活用が事業成長の近道かもしれません。まずは資料でチェック!

求人データベースをもっと知る
×
無料相談
人材紹介の様々な課題…
プロにぶつけてみませんか?
スタッフ
求人データベースBeeのご案内とともに、貴社の人材紹介事業課題に合わせて最適なご提案を提示します。
自社の課題について相談
※強引な営業は一切ありません
※最短当日中に担当よりご連絡します