ーまずは御社のプロフィールやサービスの特徴について伺えますでしょうか。

弊社は、基本的に20代の方の、未経験の職種や業界への転職を目指す方に特化して支援を行っています。その中でも、面接対策や自己分析に平均10回程度の時間をかけ、かなり丁寧なご支援を行うことを特徴としています。

ー「月曜日が楽になる、楽しくなる」という社名に、御社の熱い想いを感じます。どのような経緯でこの会社を設立されたのですか？

仰っていただいた通り弊社の社名には、「月曜日を、楽しく。」という想いが込められています。

私自身、この会社を創業する前は大手コンサルティング会社で勤務をしていたのですが、そのなかでクライアントの方から仕事が「苦痛でしかない」という話を聞くことがよくありました。その体験の中で、「日本を代表するような大手企業の方々であっても、仕事を楽しくやっていくのが難しいことなんだ」と感じるようになり、そのような方々の人生を変えていけるような会社を作りたいという気持ちが強くなったことがこの会社を立ち上げたきっかけです。

誰にとっても人生の大部分を占める「仕事」が苦痛で終わってしまうのは、もったいないと思っています。その働く人の人生を変えていけるような会社を作りたかったというのが、創業の背景です。

ーご自身ではなく、お客様の視点から会社を設立されたのですね。人材紹介事業を立ち上げられた当時のお話をもう少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか？

人材紹介事業は、私と共同創業者の2名で立ち上げました。2人とも人材紹介業は全くの未経験でしたので、知見やノウハウが全くないゼロからのスタートでした。

立ち上げ当初は、多くの人材紹介会社が躓く集客に関してはそこまで困ったということは幸いなかったのですが、一方で求職者への支援の仕方にはすごく苦労しました。最初の方は、求職者様自らが感じていることや本質的な希望を自分で100%言語化できていない時に、我々もそこに対する言語化の支援が中々うまく行かず、求職者がおっしゃっていることを全てだと思って提案してしまい、「実は希望と違った」という結果になることが多かったですね。